最終日【2020年10月06日】
シャボン玉石けん杯

安定感ある守田俊介に、若松巧者の赤岩善生は勝ち上がったが、辻栄蔵は準優10Ｒでスタートで後手に回って、久田敏之、土性雅也の後塵（こうじん）を拝して３着に敗れた。

守田が文句なしの優勝候補筆頭で、最後もインから豪快なターンで他を寄せ付けない。予選をトップ通過して準優11Ｒもトップスタートで危なげなく逃げ切り、今節の平均スタートはコンマ11とキレッキレの踏み込みを見せている。しかも、今年はすでに７度の優勝を決めており、５日現在の賞金ランクは17位。年末の大一番へ向けて、優勝賞金２００万円はしっかり加算させたい。

相手筆頭は赤岩だ。予選からいつも通りの本体整備を行い、準優勝は一番いい状態で臨んでいる。加えて、若松は優勝６回と抜群の相性を誇る水面で、守田に隙があれば差し切れる足はある。レース巧みな久田は足で目立つ感じはないが、巧みなレース運びで迫る。

ダッシュ勢の鍵を握るのは、４カドの三井所尊春だ。伸び仕様も視野に入れていると見られ、展示のチルトや気配はしっかり見極めたい。三井所の攻め次第では、展開を突く足はある枝尾賢と土性の外枠にも好機が広がる。

シリーズインデックス

レース情報

Copyrights BOAT RACE WAKAMATSU