５日目【2022年05月27日】
ヴィーナスＳ第４戦マクール杯ナイトプリンセスカップ

５Ｒで逃げた細川裕子が逆転で予選首位通過を決めた。２位はパワフルな藤原菜希が入り、３位には初日ドリーム１枠の寺田千恵が２日目から怒濤の４連勝で浮上した。３日目まで得点率トップだった永井聖美が４日目は外枠２走が響き、３、６着と崩れて９位まで後退した。１７位タイの角ひとみと水野望美が６．３３で滑り込むなど、得点率はいつもより高かった。なお、小池礼乃が５．８３で次点に終わった。
準優３番で一番の激戦区は１１Ｒだ。安定感ある細川が優位とみるが、地元の大将格・魚谷香織も果敢に攻める。パワーならエース７号機の中村かなえの伸びだが、レース足いい戸敷晃美に、ピット離れもいいベテラン中里優子。もつれれば、展開を突く足のある水野と、決め手を持つ選手がそろった。
１０Ｒは藤原のパワーが光る代わりに、海野ゆかりの舟足は気になるところ。スタート決まっている藤崎小百合の攻めに、ダッシュ勢が乗ることができるか。
９Ｒは寺田が予選で４連勝を飾るなど、行き足系を仕上げてきた印象。池田浩美は差しとまくりの亮構えで重圧をかける。実力的には三浦永理だが、上積みがないと厳しい雰囲気で、センターの永井と櫻本あゆみの方にチャンスがありそう。
なお、西澤日花里が家事都合のため帰郷した。

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