最終日【2021年12月04日】
若松夜王シリーズ第３戦東龍軒カップナイターダービー

準優勝はインがいずれも白星を挙げ、末永祐輝が１９年１０月丸亀一般戦以来、２年２ヶ月ぶりの優勝に王手をかけた。２枠以下は竹田和哉、石川真二、木下翔太、大神康司、杉江浩明が勝ち上がった。ポールポジションの末永の動きがいい。準優１１Ｒも握ってきた大神をインからしっかり受け止めて回り、徐々に突き放した。伸びだけでなく、かかりや回り足もスムーズ。石川真のピット離れと、前付けに来る大神の動きは気になるが、スタートミスさえなければインからすんなり押し切れるとみる。相手は福岡、芦屋と連続優勝して乗り込んできた石川真だ。今節は調整に苦しみながらも準優はきっちり逃げ切った。ピット離れ仕様にするケースもあるだけに、イン奪取なら、福岡から３場連続制覇もぐっと近づく。竹田は深い進入を嫌って、勝てる確率の高まるカドを選択するとみる。木下はマーク差し。杉江はやや展開でも劣勢か。

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