初日【2021年03月01日】
日本トーター杯ＢＴＳ北九州ＭＤ開設１４周年記念競走

７日間のロングランシリーズになるが、岩瀬裕亮、土屋智則、芝田浩治、中岡正彦、鈴木勝博、長岡良也、大久保信一郎、中村辰也ら実力派のＡ１級がそろった。地元勢は出畑孝典と松田竜馬が中心に迎え撃つ。岩瀬は前節の浜名湖で優勝して乗り込んできた。「ペラをたたいて普通に動いてるが、グリップ感が欲しいので戻す」とまだまだ調整に余念がない。鈴木も平和島で優勝しているが、「前検としては普通だが、調整次第で良くなりそうな感じがあった」と上積みに期待ができる。

前検一番時計は下出卓矢の６秒８１で、２位の町田洸希の６秒８５を大きく上回る。下出は基本、伸び仕様の調整とはいえ、引いたエンジンは２連対率４４．９％の２６号機。「ペラはもうたたいた。エンジン複勝率を考えると物足りない。普通の感じ」と納得していないが、まだまだ引き出してきそうな感じがする。

当地では最近、中間整備でギヤケースが変わったときにエンジンが一変することがある。細川明人の４３号機と山本梨菜の６１号機が該当するが感触は良くなさそう。初日１走目に注意したい。

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