５日目【2020年06月05日】
デイリースポーツ杯

得点率トップの座は、わずかコンマ１秒の差だった。予選は前本泰和と山田康二が得点率９．７１、上位着順でも並んだが、上がりタイムが前本泰和１分４９秒４、山田康二１分４９秒５のコンマ１秒の差で、前本が首位に立った。３位は益田啓司、４位は新鋭・浜先真範が入り、それぞれ準優進出戦の軸になる。２４位は別府昌樹の５．１７で、前野竜一が５点ジャストで次点に終わった。

準優進出戦で一番もつれそうなのは９Ｒだ。６枠山崎毅が動きそうなだけに、５枠森田昭彦も合わせて内寄りに動きそう。竹田和哉が出るか、青木玄太が出るかだが、伸びがいい青木玄太がダッシュに回るとみるし、竹田和哉もスタート力を生かすために無理な進入は避けるとみる。もちろん、レース足のいい益田啓司の逃げ切りが有力だが、ダッシュに回る竹田－青木玄の瞬発力は侮れない。

同８Ｒの浜先真範は、松崎祐太郎、鶴本崇文らの攻めを受け止めて逃げ切りたいところだが、ダッシュ組も気配がいいだけに、どこまで受け止めきれるか。

同１０Ｒは山田康二が気配の良さでリードする。さばきで中岡正彦だが、今節は気配劣勢。むしろ動きのいい青木幸太郎に山ノ内雅人の粘りが好配の狙い目になるかも。

同１１Ｒは安定感ある前本泰和の独壇場か。足自体は不満を持っているようだが、レースを見ている限り不安は少しずつ消しているとみる。相手は中島友和だが、川原正明、繁野谷圭介のレース巧者も怖い存在だ。

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