３日目【2020年02月12日】
第２５回北九州市長杯

予選前半戦を終えて、石田章央が唯一のオール２連対で単独トップに立った。前半６Ｒは５コースからしっかり展開を突いて２着に入ると、後半１１Ｒはインから豪快に押し切った。「回ってからの回転の上がりがいいのでレースになったら強い」と、実戦向きの足をしており、２位亀山雅幸とは得点率で１点以上の差をつけており、このまま独走態勢に入りたいところだ。
２位は亀山雅幸でこちらも上位級の動きをしている。「伸びというより行き足が良くてそこからのつながりがいい」と、こちらも相棒の良さを信頼している。吉田拡郎は岩崎正哉とともに４位タイにつけているが、「競った感じはあまり良くない。展示タイムも出てない。本体も考える」と整備で上積みができるか注目したい。同じくＡ１級の大神康司も９位につけているが、「シリンダーを交換して、初日よりは良化しているかも。ただ、亀山雅幸選手には後ろから前に行かれた」と、上位との差をどう埋めるか。
鈴木賢一、村上遼、高山哲也、渡辺翼、宮本夏樹、谷川将太、田代達也らの動きもいい。土屋太朗、竹上真司らは上積みが欲しいところ。なお、主力の一角、明石正之と小林晋が病気のため帰郷した。

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