最終日【2017年09月19日】
Ｇ３オールレディースＪＡＬカップ

台風18号の影響で順延したが、過ぎ去った後は気温が５度近く上がって、選手も調整に苦労していた中、川野芽唯、寺田千恵、大瀧明日香、松本晶恵、香川素子、五反田忍が準優勝戦を勝ち上がって、ファイナルへ進出した。川野と寺田は同率だが、上位着順の差で川野が１号艇を獲得し、若松連覇へ王手をかけた。寺田は力強いレース足を武器に差して逆転をねらう。大瀧が握るだけに、松本にもチャンスはありそう。香川、五反田も展開を突ける足はあり、楽しみがある。
準優９Ｒは大瀧がややターンが膨らんだ香川を冷静に差し抜いた。深川麻奈美のまくり差しは届かず、香川と廣中智紗衣で２着を争うが、香川が制した。
同10Ｒはイン寺田が鵜飼菜穂子の前付けをものともせず、インから豪快なターンで角ひとみのまくりを封じて逃げた。２着は松本が入り、３着は佐々木裕美を競り落とした角が入って人気筋で決着した。
同11Ｒは川野が岩崎芳美のまくりを止めて押し切った。まくり差した五反田が２番手をキープ。３着争いは岩崎が２周１Ｍで大橋栄里佳、新田芳美を競り落とした。
なお、廣中が負傷のため、帰郷した。

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